こんにちは、もちです。
先日、匿名SNSアプリ「Gravity」についての記事を書きました。
この記事がちょっとした注目を集めているようで、私も含め、やはり中国などのアプリの危険性が気になる方は多いんだなと感じました。
そこで今回は、私もずっと気になっていた大人気着せ替えキーボード入力アプリ「Simeji」についても調査しました。
Simejiの運営会社の正体や安全性、また私がSimejiの代わりに使っているアプリについてもご紹介していきます。
Simejiとは?
Simejiとは、iPhoneやAndroidなどのスマホの入力画面のキーボードを提供するアプリです。
キーボードの背景をきせかえできるほか、流行りの単語にも対応した最新の予測変換、顔文字の種類が豊富で便利だということで、若者を中心に人気のアプリとなっています。
一方で、こうしたアプリでは「入力した情報が抜かれているのではないか」と以前から危険視されてきました。
Simejiの運営会社は?
Simejiの運営会社は、中国の大手検索エンジンを運営するBaidu(バイドゥ、百度)という株式会社です。
中国の4大巨大IT企業を、その頭文字をとって「BATH」と呼びますが、バイドゥはその「B」にあたります。
中国では知らない人のいない超大手企業です。
冒頭で紹介したSNSアプリ「Gravity」もバイドゥの関連サービスです。
安全性は大丈夫?
それでは、中国の超大手企業が運営するSimejiなので安全とみて問題ないでしょうか?
結論から言うと、そう判断するのは早計です。
中国の法律では、政治を主導する中国共産党が企業に対して情報の開示を求めた際、企業は必ず従わなければならないと決まっています。
つまり、中国政府が開示を要求すれば、私たちがアプリに入力した情報はすべて筒抜けとなってしまいます。
LINEなど、他の中国に依存しているサービスも同様です。
これを防ぐためには、日本国内にサーバーがあるアプリを選ぶことがベストだと考えています。
Simejiの代わりとなる安全なアプリは?
それでは、Simejiが不安に思う人は何を代わりに使えばいいのでしょうか。
私が調査したところ、そもそも日本語入力キーボードアプリ自体の数が少なかったのですが、一つ国内にサーバーがあるアプリを見つけました。
それは「flick(フリック)」というアプリです。
Simejiと同じように、予測変換やキーボードのきせかえなどが可能です。
またflickのアプリ説明文には、こう書いてあります。
【AI変換について】
App Store「flick」ダウンロードページより
従来の漢字変換・日本語入力では難しかった文脈を考慮した予測変換を行う機能です。この処理はスマートフォンでは重いため、IO株式会社が日本国内のサーバーで運用するAIを利用して変換します。入力内容はAIが処理し人が閲覧する事はありません。また情報は変換のみに使用し、他の用途に用いる事はありません。AIが利用した情報は日本国内のみで処理を完結させ利用後、速やかに破棄します。
国内サーバーということで、セキュリティもしっかりしていそうです。
私はこちらに乗り換えましたが、全く問題なく使えています。
セキュリティには気をつけよう
TikTokなどもそうですが、「みんな使っているから大丈夫」という理由でアプリを使うのは危険です。
しっかりと情報を集め、問題ないと判断したものだけを自己責任でインストールしましょう。
このブログでも、随時新しいアプリなどについて解説していきます。
「これについて教えてほしい!」と思うアプリがあればお問い合わせフォームからお知らせください。
すべては取り上げられないかもしれませんが、なるべくご希望にお応えするようにします。
賢く安全にアプリ・サービスを使っていきましょう!
この記事を読んだ方には、こちらもオススメです↓