近年、バーチャルYouTuber(VTuber)文化の発展がめざましいですね。
よく知らなくても、大手VTuber企業のプロジェクト「ホロライブ」や「にじさんじ」の名前を聞いたことがある方はいるかもしれません。
趣味でやっている人から企業に所属して収益化している人まで含め、現在その人口は1万3千人を超えているそうです。
今や全くの専門外の企業なども、PRのために自社VTuberを起用するなど、様々な広がりを見せています。
VTuberは投げ銭の額がずば抜けて高いことでも有名で、副業として始める方も増えているほど。
そんな大注目のVTuberですが、以前よりずいぶん気軽に始められるようになった一方、未だにそのやり方が詳しく書かれているサイトは少ないです。
「始めようと思ったけど、調べたら難しいことばかり書かれていて挫折した」という方も多いでしょう。
そこで今回は、全くの初心者でも理解できるよう、難しいことは省き、できるだけわかりやすく解説してみました。
まずはVTuberにおける超基礎知識から始め方、そして手間のかからない裏ワザ的な方法まで、詳しく解説していきます。
基礎知識①VTuberには2種類の「見た目」がある
VTuberというと、アニメキャラが動いているようなイメージを思い浮かべる方が多いと思います。
ですが、同じVTuberの中でも、ビジュアルは2種類に分けられるんです。
一つは、Live2D。そしてもう一つは3D。
超初心者の人は、キャラクターが平面的(Live2D)か立体的(3D)かということだけ押さえておけば大丈夫です。
基本的には、3Dの方が手間とコストがかかるので、「腕や足、全身を動かす表現がしたい」という希望が特になければ、基本的にバストアップのLive2Dで問題ありません。
Live2Dのモデルを購入するには、Live2Dの技術を提供している企業が運営している「nizima(ニジマ)」というLive2D専門販売サイトがおすすめです。
nizimaでは、キャラクターをオーダーメイドで作ってもらうサービスの他、比較的安価で購入できる既製品の購入もできます。
後に紹介する「モデリング」という工程も完了した状態で購入できるので、手間が少なくて済むのも魅力です。
中には数百円~数千円で買える掘り出し物もありますが、そういったものは「限定1点」になっていないものが多く、他の人とモデルが被る可能性があります。
そのリスクを考慮に入れながら検討するようにしましょう。

基礎知識②イラストを「モデリング」する必要がある
VTuberがキャラクターだからといって、イラストを用意しただけではVTuberは始めることができません。
キャラクターは、あなたの表情に合わせて目や口が動かないといけません。
つまり、用意したイラストを動かすための作業が必要になってきます。
これをモデリングといいます。
この作業は初心者がやろうと思っても上手くできないため、後述の方法でプロに依頼することをオススメします。
例外として、モデリングのいらない配信方法があります。
それは、「IRIAM(イリアム)」というアプリでの配信です。
【予告🏳 IRIAM×コンプティーク 雑誌モデル決定戦】
— IRIAM(イリアム) – キャラライブアプリ (@iriam_official) November 4, 2021
メディアミックス雑誌『コンプティーク』とのコラボイベント、11月も開催!📕
ライバーさんの紹介文やイラストが、何万人もの読者さんの目にとまるチャンス✨
あなたの活躍を、#コンプティーク に載せて日本全国に届けてみませんか?📗#IRIAM pic.twitter.com/7OGFMEBX22
<IRIAM>ではなんと立ち絵イラスト1枚だけあればLive2Dのように顔が動き、VTuber(Vライバー)として配信できてしまいます。
最初から投げ銭機能も使えるので、YouTubeのように収益化を待たなくて良いのもお手軽です。
とにかく低予算で稼ぎたい、という方はIRIAM一択です。
基礎知識③機材はPC+Webカメラorスマホ単体
機材はPC主軸かスマホ主軸かによって勝手が異なってきます。
簡単に分けると、アバター(キャラクター)を映しながらゲーム実況などを配信したい場合はPC、ただ単に自分のアバターだけを映せたらOKという人はスマホがおすすめです。
PCの場合、ゲーミングPCのようにスペックが高くないと上手く動かないケースがあるので注意してください。

CPUでは、Intel Corei7・Ryzen 7以上が理想で、最低でもCorei5・Ryzen 5のスペックは欲しいところです。
PCにWebカメラをつけることによって、自分の顔の動きをトラッキング(追跡)することができるようになります。
スマホで配信する場合、顔認証機能がないと動かないため、手持ちのスマホが顔認証に対応しているかをまず確認する必要があります。
iPhoneならiPhone X以降のものであれば顔認証がついています。
面倒くさい、と思った人は
ここまで読んで、「何だかややこしそう」「やっぱり自分にはハードルが高いかな」と思った方も少なくないかもしれません。
そんな方は、全部まるっとプロに依頼するのが手っ取り早いです。
先述のnizima(ニジマ)に加えて、「得意を売り買いココナラ♪」でおなじみのスキルマーケット「ココナラ」では、VTuberになるために必要なサービスが揃っています。
※参考:ココナラ公式ページ「【VTuberプロデュース】 必要なこと、すべてココナラで揃います!」(外部リンク)

イラストレーター・モデラー・台本作家などそれぞれの分野の専門家が揃っているので、任せておけば1から10まで全てやってもらえるのが魅力です。
知らなかったという人は、1分以内で簡単に無料会員登録ができるので、登録してどんなサービスがあるのか覗いてみるといいと思います。
早速今日から準備を始めて、稼げるVTuberになりましょう!
